Contents

06/05/07

NORBA 2006 #1

02.jpg場所:USA Fontana CA
天候:晴
路面:ドライ
FRAME:ANCHOR-XCS9
TIRE:IRC MIBRO for MARATHON 2.25 1.6気圧

最悪の開幕戦から1週間たった。体調は日替わり定食のごとくコロコロと代わり、トレーニングするのが難しい。渡米の前日は120kmのロードレースで足を廻してみたけどそれほどいい感触ではないまま空の人となった。
NORBA開幕戦はLAから車で1時間のFONTANA。
アクセスもよく楽な移動だった。
とりあえずアメリカに来て一番大変なのは時差。LAだと−16時間。昼と夜が逆転してしまう。偶数の夜はホントつらい。夜寝る時間が日本時間の昼と重なり2時間とかで目がすっきりと覚めてしまうからだ。そうなると気合勝負で寝不足と戦いながら調整しなければいけないことが負担になる。おかげで今回も3日目、5日目の日中はフラフラだった。

そんな中広い道を使ってカーペーサーを行ったおかげでだいぶ脚が廻る感覚が戻ってきた。ギリギリ嫌な感触から逃れたおかげで、気持ちよくスタート地点に立てた。
昨年精力的にNORBAを走ったおかげで4列目からのスタート。昨年までは毎回最後尾の8列とか、ひどいときは10列目なんてこともあったからだいぶましだ。
レースは11.5kmx4周=46kmで行われた。
スタートの混雑はあったけど20番手ほどで列に入ることが出来た。1個目の長い登りでさらに前に進むべく走るが、そこは20番台。力のある連中ばかりで維持するのがやっと。
2回目ののぼりでやや失速してやや順位を落としたけどまだまだ長い列なのであせらず走った。そして長い下りで前走者がクラッシュ。上手く避けたけどコースから外れてしまい1周目が終わったときは30位ほどだった。
2周目はそつなく走る。ペースも落ち着き10人程度の集団で先頭交代しながら走る。
しかし3周目に入ってすぐに痛恨のパンク。五寸釘みたいなのがリヤタイヤサイドに突き刺さっていた。それを抜いた瞬間すごい勢いで空気が漏れ出したけど、パンク修理剤を入れていることにも同時に気がついてすぐに走り出した。すぐにエア漏れの音は無くなり空気圧は1気圧程度だとおもうけど、何とか走ることは可能。修理をするより走れるだけ走る方法を選択した。自分がいた集団はクネクネと曲がる丘陵地のすぐ先に見える。だけど曲がっているから結構離れていて追いつかない。目の前にも小さい集団とか個人で走るライダーが見えるが、それに目をやらずにとりあえず自分がいたポジションまで戻ろうと踏ん張った。3個目の登りが始まることには20秒程度まで追いついた。次の下りは長いシングルトラックでそれが終わるとド平坦の向かい風区間。絶対にその登りで追いつく必要があった。スイッチバックスを上って最後の登りの直線にでるとそこで追いつかないといけない必要性がでてきた。なぜならあとからスタートして女子が6人それぞれ走っていて、それを下る前に抜きたい集団がダッシュしているのが目に映ったからだった。こちらも目の前に見える女子ライダーの先へとダッシュしたけど、二人抜いただけだった。集団は10秒前。そして女子ライダー4人を挟む格好で下りへ。抜くポイントが無いのは知っているけど声をかけて抜かしてもらうようにした。一人目はすぐに止まってくれたけど、二人目は道を譲ろうとしてクラッシュしてしまいこちらもストップ。3人目に追いついたときは下りも終わったころですぐそこにいた集団は軽やかに向こうの方へ集団で突き進んでいってしまった。あきらめるわけにも行かず踏み倒したけど、それっきり彼らを捉えることは出来なかった。そしてファイナルラップは前から降ってきた二人と協力する形で走りきり27位でゴールした。
一緒に走っていた集団のトップは20位だった。20位のチャンスもあったわけでパンクが本当に悔しい結果となったが、花粉の影響が無ければ身体は動くことが確認できたことはうれしいことだった。
翌日はShort Track。ブースサイドの短い周回コースを20分間全力で走り続ける内容のレース。昨年までたった一度だけの完走しかしていない。
コースは4xのコースを逆走して戻ってくるレイアウト。30km/hくらいのスピードでバームを大外から一気に「ギュンッ」と曲がるのは気持ちいい。
けど、これも試走だけ。レースは毎回その後のシングルトラックに備えてそこでダッシュしなければならない。先頭から数珠繋ぎで走っていたのは2周目まで。その後はブチブチと弱いライダーからペースダウンしていく。それを交わしつつ集団で最後まで走って25位でゴールすることが出来た。
昨年完走したときは前日の結果で40人ずつ2クラスに分けてレースを行った。確かギリギリ40位に入っていたおかげで、上位カテゴリーのほぼ最終からスタートした。これは後ろに誰もいないし、前に上がるだけの力量を持ち合わせていない状況でもあったわけで、ある意味とてもスムーズなレースだった。そういった意味で今回のShort Trackは本当のレースだった。
そしてそこでまずは走りきれたことはいい内容で、前進しているような気もする。
次回は6月のNORBA第2戦へ行く。
それまでにもう少し上澄みを作って行きたいと思う。

« ジャパンシリーズ2006 #1 | メイン | ジャパンシリーズ2006 #3 »

Sponsors

  • アンカー
  • ダイハツ
  • Marzocchi
  • Oakley
  • OGK
  • SPORTSDEPO
  • RESPO
  • 国際アウトドア専門学校
  • Ritchey
  • Shimano
  • EAGLE CREEK
  • コンペックス
  • gregory

Powerd by

MovableType MTBSTYLE